間瀬凜
(マセ リン)
三重県出身。家族全員空手の有段者で自身も小学生で2段、小学校3年生の時に始めたバレーボールを高校生まで続けるスポーツ少女だったが、高校時代演劇にめざめ、大学入学を機に上京。早稲田大学演劇研究会に入会する。その後、早稲田大学演劇研究会・劇団「双数姉妹」に参加、劇団員として活動した。劇団の主宰・小池竹見氏の勧めもあってナレーションの仕事をスタートすると、様々なディレクターから注目される存在となり、早くからメジャーCMのナレーションを担当。現在は、すっかり第一線となり、CMや映画の劇場告知等、その声が聴こえない日はない。
揺れるような危うさと流れ込んでくるような強さの両面を併せ持った独特の声。そのナレーションは、時にクールに、時に柔らかく、不思議なオーラで作品を包み込む。
小劇場演劇ブームから生まれたリアリズムを追求する語りの中にいる一方で、声そのものが持つ突き抜けた魅力だけで勝負する時にも存在する、まさに時代の端境期に生まれた独自のテイスト。
<資 格> 一般社団法人日本声磨き普及協会認定声磨きインストラクター
[主な出演作品]
<映画劇場告知・特報ほか>
- 2003年『メイド・イン・マンハッタン』からスタートし、毎年多く作品の劇場告知・特報の
ナレーションを担当。
以下年代順に主な作品。
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『イン・ハー・シューズ』『容疑者Xの献身』『鉄腕アトム』『ゼロの焦点』
『僕の初恋をキミに捧ぐ』『サヨナライツカ』『ランウェイビート』『探偵はバーにいる』
『アジョシ』『009RE:CYBORG』『ジャッキー・コーガン』『マレフィセント』
『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』『モアナと伝説の海』『アリー/スター誕生』
『ミッドサマー』『HOKUSAI』『スマホを落としただけなのに』『ブラックボックス〜音声分析操作』
『ファーストラブ』『ラストナイト・イン・ソーホー』『関心領域』『ある閉ざされた雪の山荘で』
『変な家』『十角館の殺人』『ゴジラ-1.0』『ラストマイル』
<番組ナレーション>
- ・日本テレビ『NNNドキュメント3・11大震災シリーズ25
「聖なる夜と放射線この子の未来を祈る」』
- ・テレビ東京『みちの記憶 明日へつなぐ』『みち〜記憶をつなぐ〜』
- ・MX『核兵器なき未来へ』
<舞台>
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・双数姉妹
『サナギネ』青山円形劇場/『コサック』THEATER TOPS/『16』スペースゼロ/
『ハクチカ'96』イーストギャラリー/『SHOCKER』本多劇場/『Some Girls』THEATER TOPS 等
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・JOE Company
『POLKA』本多劇場/『DORIFT13』本多劇場
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・サニーサイドウォーカー
『籠釣瓶花街酔醒』 シアターブラッツ
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・anarchy film
『CHORICO(チョリ子)』『TIC-TAC』 (作・演出ヨリコジュン)